英語上達には、この「脳番地」を鍛えなさい! 脳科学者に聞く、「英語脳」を育てる習慣

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「英語力アップをしたいなら、まず『部屋の整理』を」――こう語るのは、「脳の学校」を主催し、数々の『脳トレ本』をヒットさせている、脳科学者の加藤俊徳氏だ。アメリカで6年間MRIの研究を行い、現在も国際学会で数々の論文を発表する加藤氏だが、実は英語は20代後半まで「まったくダメ」だったという。『脳科学的に正しい英語学習法』の著者であり、『脳トレ』と『英語』を融合した英語メソッドを提唱する加藤氏に、「英語脳」になるための最短方法を聞いた。

「部屋の整理」が、英文法に有効?

――英語の学習といえば、英文法や英単語を学んだりというのが一般的ですが、加藤さんは「部屋の整理」をするのがよいとおっしゃっています。なぜでしょうか。

確かに、英語をしっかり学ぼうという人は、「部屋の整理をしなさい」と聞くと、ちょっと驚くかもしれませんね。

実は、「部屋を整理する」ことと、「正しい英文法で話す」ことは、脳の観点からいうと極めて近い行動なのです。これらは、いわば「あるルールを覚え、それを守って行動する」ことが共通しています。つまり、整理なら「ノートや文房具、家具がどこに入れられるべきか」というルール、英文法なら「be動詞の使い方」「仮定法」などの「ルール」がそれに当たります。

このような「ルール」を当たり前に守れる人、つまり「ルール脳」が強い人は、英語の文法問題に強い傾向があります。

反対に、だらしなく落ち着きがない人やルールを軽視する人は、文法を身につけるための「ルール脳」が弱く、文法学習が苦手だと言えるのです。

――「ルール脳が弱い人」は文法が上達しない、ということですか?

そのように考えることができます。脳は、機能別に8つの「脳番地」というエリアで分けられます。この脳番地は、よく使う脳番地ほど成長し、使っていない脳番地はあまり成長しない、という特徴があります。その人がどのような生活習慣を持つかによって、「得意な脳番地」と「苦手な脳番地」に違いがあるものなのです。

英文法などの「ルール」を守るためには、「ルールを覚える」ことが大切ですが、それには「記憶系脳番地」の働きが極めて重要です。普段からルールに無頓着だったり、優柔不断な人は「記憶系脳番地」を使うことが苦手な傾向があります。

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