ここでは印象に残った場面について書いていますが、キャラクターや台詞でも構いません。とにかく「自分の体験と照らし合わせること」が重要です。自分の体験を細かく書けば、原稿用紙も埋まるので、ぜひ細かく書いてみてくださいね。
まとめは「未来の自分がどうしていきたいか」
こんなふうに、いくつか印象に残った場面と、その感想の分析が書けたら。最後にまとめを書いて、終わりです。
まとめ。それは、読書体験を経て、「自分はどうなりたいか」をまとめにするのです。たとえば、こんなふうに。先ほどの例文から続けて、書いてみますね。
ここはなんでもいいのですが、とにかく「未来の自分がどうしていきたいか」を書くと、読書感想文のまとめらしくなります。
前回の記事でも書きましたが、とにかく読書感想文で求められていること。それは、この本を読んで、学生さん自身がどう良い人間に変わったのか――その「読書体験」です。
だからこそ読書感想文においては、「未来の自分がどうしていきたいか」を書くと、それらしいまとめになります。
もちろんこれはあくまで学校用のテクニック。自分の好きな作品について語りたい、というだけならば、こんなまとめは必要ありません。しかし学校の読書感想文では、「まとめ」があったほうがいいのも事実。
②なぜそこが良かったのか? を書く(自分の体験も交えつつ)
③本を読んだ後「自分がこれからどうなっていきたいか」をまとめにする
ぜひこの3点の流れを踏まえて、読書感想文を書いてみてください!
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