16日の函館記念(函館競馬場で行われる距離2000メートルのレース、G3)は洋芝で、かつ小回りのコースで行われるハンデ戦で、人気どおりには決まりにくい、荒れる重賞だ。
函館記念はしぶとく先頭にからみそうな「あの馬」を軸に
波乱に期待して、少額の分散投資馬券を持ってTV観戦するのがよさそうだ。「大勝負」できるような根拠は見つからない。
当日の馬場状態や枠順が気になるが、わからないものを今から気にしても仕方がない。メンバーを眺めると、逃げないし、先行して抜け出すパターンで勝ちたい馬がそろっていて、狭いコースの3コーナー辺りから、先頭集団がごった返すレース展開が見える(ような気がする)。
これは割合、確かなのではないか。早仕掛け気味になるので必然的にゴール前で馬群が詰まる。すると、ハヤヤッコがしぶとく先頭に絡みそうな気がする。人気薄のこの馬を軸に狙ってみたい。斤量58.5キロという端数の付いたハンデに、ハンディキャッパーの「これくらいの加減なら勝ち負け」という思いを(勝手に)読み取ることにする。
対抗は前走の巴賞で函館コースへの適性を見せたアラタ、3番手に洋芝に向きそうなハービンジャー産駒ローシャムパーク、以下、巴賞を好走したドーブネとテーオーシリウス、前走でレースぶりが積極化したアルナシーム、軽ハンデのローゼライトまで手を広げることにする。
(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
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