まずはやってみるという姿勢がなにより大事です。人生100年時代になると、将来の選択肢も広がり、トライできる回数も増えていきます。失敗しても、再チャレンジができます。『ライフ・シフト』は、そのビジョンを示してくれる本で、大人も子どもも読むべきものだと思います。
先生と生徒が一緒に成長できる場に
学校においては、ICTによって授業のあり方そのものも変わってくると思います。1時間の授業の中で、40人の子どもたち一人ひとりを相手にするのは不可能ですが、子どもたちに質問する力がついたら個別の質問はChatGPTに任せ、AIを使ってどんどん自分で学ばせていけばいいでしょう。
教員の役割は小さくなって、本来やるべき授業のデザインに集中できます。ただしそのためには、どんな学びを創るのか、クリエイティビティが求められます。教員も学び続けて、常に自分をアップデートしていかなければなりません。
これからの時代はICTによって学校と社会がシームレスになり、学びがフレキシブルに変化していくと思います。ただ、やはり学校でなければできない学びは絶対にあるはずです。これからの学校の役割を、私たちは考え続けなければなりません。「先生も子どもも成長し続ける」、学校がそういう場であってほしいと思います。
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