月収16万、1000万貯めた32歳「節約家の職業観」 収入を上げるより、"現状維持"で生活したい

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節約家
あまり多くない手取りで資産を築くには、さまざまな工夫が必要。もちたまさんが心がけていることは何でしょうか(写真:「もちたま【元月収10万円女子】」より)
月収10万円(後に16万円にアップ)で1人暮らしをしながら、8年間で1000万円の資産形成に成功した、もちたまさん(32歳。資産は副業収入や投資による含み益を含む)。YouTubeチャンネル「もちたま【元月収10万円女子】」で家計簿や資産運用について発信している。
前回の記事では、もちたまさんが節約を始めたきっかけや、月10万円の生活費で暮らしていく秘訣を教えてもらった。
今回も節約系YouTuberのくらま(「倹者の流儀」)が、もちたまさんにインタビュー。節約をする中で、過去のお金の使い方で後悔したもの、そして逆に買ってよかったものについて紹介する。さらに、節約家としての職業観や恋愛観、人生観についても掘り下げて聞いていきたい。
(前回記事:月収16万、1000万貯めた彼女の「リアルな生活費」
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「買わなくていいもの」「絶対買うべきもの」

・洋服

前回の記事でも、もちたまさんが大学時代のアルバイト代のほとんどを洋服につぎ込んでいた話を紹介したが、この出費に関しては後から振り返っても一番後悔しているそうだ。

「大学生の入学祝いでおばあちゃんが10万円くれました。そのお金も全部服に使ってしまい、バカだったな、申し訳なかったなと反省しています。買った服をたくさん着たり楽しんだりできていたらまだよかったのですが、結局あまり着なくて箪笥の肥やしになってしまいました」

その後、節約貯金生活に取り組む中で「きちんと試着する」「この服を着て人に会えるか」と基本的なところをよく考えるようにし、洋服に対する向き合い方を変えることで、浪費はなくなっていった。

節約女子
「この服、本当に着る?」と自分に問いかける。断捨離する際も同様だ(写真:「もちたま【元月収10万円女子】」より)
・テレビ

無駄だったと後悔しているというよりは、処分してよかったと感じているものがテレビだという。

「今はYouTubeなど面白いコンテンツがたくさんあります。ニュースを見るためにテレビを持っていましたが、今はスマホアプリで情報が入ってくるし、私にとってはもう必要ないと判断して処分しました」

テレビをリサイクルショップに売り、その明細を“テレビを持っていない証明”としてNHKに送り解約。NHK受信料がかからなくなったうえに、部屋もすっきりしてより広く感じられるようになった。

「デメリットは、職場の世間話についていけなかったり、最近の芸人さんがわからなくなったり。それくらいですね」

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