「買わなくていいもの」「絶対買うべきもの」
前回の記事でも、もちたまさんが大学時代のアルバイト代のほとんどを洋服につぎ込んでいた話を紹介したが、この出費に関しては後から振り返っても一番後悔しているそうだ。
「大学生の入学祝いでおばあちゃんが10万円くれました。そのお金も全部服に使ってしまい、バカだったな、申し訳なかったなと反省しています。買った服をたくさん着たり楽しんだりできていたらまだよかったのですが、結局あまり着なくて箪笥の肥やしになってしまいました」
その後、節約貯金生活に取り組む中で「きちんと試着する」「この服を着て人に会えるか」と基本的なところをよく考えるようにし、洋服に対する向き合い方を変えることで、浪費はなくなっていった。
無駄だったと後悔しているというよりは、処分してよかったと感じているものがテレビだという。
「今はYouTubeなど面白いコンテンツがたくさんあります。ニュースを見るためにテレビを持っていましたが、今はスマホアプリで情報が入ってくるし、私にとってはもう必要ないと判断して処分しました」
テレビをリサイクルショップに売り、その明細を“テレビを持っていない証明”としてNHKに送り解約。NHK受信料がかからなくなったうえに、部屋もすっきりしてより広く感じられるようになった。
「デメリットは、職場の世間話についていけなかったり、最近の芸人さんがわからなくなったり。それくらいですね」
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