「推しの魅力を伝えたい」オタクに一番大切なこと 大事なのは「自分だけの感情」をいかに表現するか
どうやって推しについて語ればいいのか
推しという言葉は、昨今いろんな対象に使うようになりましたよね。応援しているアイドル、歌手、俳優、声優、VTuber があなたの推しかもしれないし、アニメや本や映画や漫画やゲームといったコンテンツ、あるいは大好きなスポーツや釣りやチェスといった趣味そのものかもしれない。もしくは、誰かに広めたい商品や習慣も入るかもしれません。
これまでも「ファン」や「贔屓」といった言葉はありましたが、「推し」という言葉の特徴は、「推薦したい」、つまりは誰かに薦めたい、という感情が入っていること。単にこの対象を好きなだけじゃなくて「他人に紹介したい!」「魅力を言葉にしてその素晴らしさを分析したい!」という欲望を持つことが、推しの条件なのかもしれません。
しかし、どうやって推しについて語ればいいのか。
これだけ推しという言葉は流行っているのに、その語り方については、誰も教えてくれません。いや、もちろん好きなように語ればいいんですよ。思ったままに、好きな人やものの魅力をしゃべればいい。そりゃそうなんですが、一方で「誰か語り方を教えてくれよ」という気持ちになるのも正直なところです。
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