味のクオリティ高し!「コンビニ冷食」進化の裏側 売り場拡充、独自の商品開発などで力を注ぐ

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

日本冷凍食品協会がまとめた冷凍食品の利用状況調査によると、コンビニを利用する人は女性より男性のほうが10ポイント以上高く、若者ほど利用が多いのが特徴でした。

冷凍食品をコンビニで購入する層にはスーパーにあまり行かない男性が多く、そういった人たちがコンビニ冷凍食品に目を向けています。さらにはさっと選んでさっと購入できるのは、コンビニならではのよさでしょう。

冷凍餃子もフライパンが不要

③少量・電子レンジ対応

3つめは、1つひとつの商品が少量パックになっていて、電子レンジ対応の商品が多いことです。大容量でお得さをウリにする冷凍食品が増えているスーパーとは異なり、コンビニの小容量パックは1食で食べ切ることができるので、一人暮らしの人でも気軽に買いやすい。ストックが可能なので、買ってきたその日に食べられない場合でも冷凍保存しておくことができ、経済的にもムダがないのが魅力です。

一人暮らしの人には有り難い食べきりサイズ(写真:編集部撮影)

ちなみに、レンジ対応でいうと、スーパーで扱う冷凍食品と大きく違うのが冷凍餃子。スーパーの冷凍餃子の多くはフライパンで調理しますが、コンビニの冷凍餃子はレンジでチンが主流です。

そんなわけで、今、注目されているコンビニの冷凍食品ですが、各社とも特色があるのでご紹介します。

次ページコンビニ3社の冷凍食品の特徴
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事