味のクオリティ高し!「コンビニ冷食」進化の裏側 売り場拡充、独自の商品開発などで力を注ぐ

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セブン‐イレブンとローソン

まずセブン‐イレブン。冷凍食品だけに限らない話ですが、商品数が多く、有名飲食店の監修商品が非常に豊富です。

例えば、人気の「金のマルゲリータ」は中目黒のピザ専門店「da ISA」のシェフが監修していて、とにかく生地がおいしいですし、チーズもトマトもすべてがマッチしていて、クオリティがとても高い。しかも、本格的な冷凍ピザなのに581円(税込み)という非常にお得な価格です。

セブン‐イレブンの「金のマルゲリータ」と「金の蟹トマトクリーム」(写真:編集部撮影)

ほかにも、一風堂のタイの店舗の特別メニューから開発された「一風堂トムヤムクン豚骨ヌードル」や、神奈川県湯河原町の有名店らぁ麺飯田商店監修の「金の醤油らぁ麺」も一押しです。パスタなら「金の蟹トマトクリーム」。蟹の身もたっぷりで、蟹味噌も入っていて高級な味わい。PBである「セブンプレミアムゴールド」の商品を選ぶとどれもレベルが高いです。

ローソンは、おつまみとスイーツにこだわった冷凍食品メニューの開発に力を入れています。

コロナ禍で始まった家飲みが定着するなかで、「肉厚牛タンねぎ塩だれ」や「砂肝にんにくまみれ」など、コンビニでお酒と一緒に購入することを意識した商品が豊富です。わざわざ皿に盛り付ける必要のないトレータイプの商品が多く、味も居酒屋レベルのクオリティなので、コストパフォーマンスが高いです。

さらにチルドで人気があるスイーツの冷凍商品開発にも注力しているのがローソンで、アップルパイやマカロン、カヌレ、ガトーショコラなど種類が豊富です。冷凍庫から取り出してそのまま食べられる解凍がいらない冷凍スイーツもあり、手軽さも魅力の1つです。

ローソンのスイーツ系冷凍食品(写真:編集部撮影)
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