33年ぶり高値の日経平均、増益相次ぎ業績も好調 四季報夏号を先取りし、お宝銘柄を発掘しよう
海外から資金が流入
「台湾より日本」。そう語っていた米投資家、ウォーレン・バフェット氏が行動に出た。3月までに半導体受託生産の世界最大手、台湾TSMCの全保有株を売却。一方で4月には日本の5大商社(三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事、丸紅)の株を買い増し、保有比率を7.4%まで引き上げた。
バフェット氏が「日本買い」を予告するように、日本市場へ海外から資金が流入する。日経平均株価は一時3万2000円を超え、バブル崩壊以降33年ぶりの高値を記録した。
日本株が上がる理由はさまざまだ。東京証券取引所のPBR1倍割れ改善要請を機に相次ぐ株主還元策、植田・日銀新体制の金融緩和維持、円安による日本株の割安感と自動車に代表される輸出企業への追い風などが主な背景として挙げられる。中でも最も大きな要因が企業業績の堅調さだ。


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