アップルが緑色に!「環境経営」の本気度 温室効果ガスの排出削減を積極アピール
4月22日、アースデーを迎え、東京と大阪にあるアップル直営店「Apple Store」の店舗には、大きなアピールポイントでもあるおなじみのリンゴの葉が緑に染められた。同時に、アップルは環境配慮に関する情報を提供するためのウェブサイトとムービーを公開し、同社の取り組みを紹介している。
ウェブサイトには5つのカテゴリが用意されている。「気候変動」「再生可能な資源」「限りある資源」「有害物質」「私たちの取り組み」の5点だ。
世界最大のデジタル機器メーカーとして、これらの課題にどのように取り組んでいるのかを明らかにし、ユーザーである我々がどの様な基準で製品を選ぶべきか、という新しい尺度を作り出そうとしている。
カーボンフットプリントによる計測
気候変動については、温室効果ガスの排出を計測する「カーボンフットプリント」を計測材料にしている。アップルは2013年から2014年に、温室効果ガスを3420万トン排出した、と公表している。温室効果ガスインベントリオフィスによると、日本の一般家庭では、1年間に二酸化炭素を5274キログラム排出するという。つまり、アップルは1社で、実に約650万世帯分を排出している計算になる。
その内訳とはどのようなものだろうか。
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