控えめな人が「職場の5大天敵」をうまくかわす術 イヤな人との関係性をぐっと良くするヒント

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そこで、多数派になることをおすすめします。

職場で怒鳴る人がいて困っているとします。あなた1人が上司に相談しても、上司は「個々で対応するように」と流すかもしれません。

ですが、複数名の意見なら別です。職場の総意として出せば、上司も動かざるをえません。集団での意見なので上司も注意がしやすくなります。

威圧的、攻撃的な人を良しと思わない人は多いはずです。その人たちと交流し、味方意識を強めていきましょう。集団が相手となると、問題の人も今までのように攻撃性を出しづらくなります。また、もし自分が攻撃を受けた場合にも、ほかの人が守ってくれる可能性が高くなります。 

威圧的、攻撃的な人は、威勢のいい言動とは裏腹に、実は孤立していて悩みを抱えていたり、愚痴を言いたいと思っていたりすることがあります。

「お疲れですか?」と、労わる言葉をかけると、穏やかに交流してくれるかもしれません。相手が困っているような雰囲気を感じたら、話を聴いてみることも検討しましょう。

苦手な人のせいで落ち込まないために

今回お話しした天敵のタイプや対処法はほんの一例で、「自分の周りの困った人とは違う……」と思う人もいるかもしれませんが、控えめな人は人間関係で消耗しやすい分、いろんな対応策を頭に入れておくといつか役に立つと思います。

職場の人間関係は入れ替わります。今は落ち着いていても、今後問題のある人が入社したり、異動したりしてくる可能性もありますよね。上司もいつまでも同じではありません。

そのときに試せる方法があると「苦手な人のせいで深刻に落ち込むこと」が減るのです。気持ちよく働くために、自分の身を守るすべを身につけておいて損はありません。

Ryota HSP(繊細な人)アドバイザー

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1984年生まれ。メンタル心理カウンセラーと行動心理士の資格、製造業から講師業まで15年以上パラレルワークをして身につけた対人スキル、大学で音楽による癒しや心理学を学んだ経験を生かし、HSPからの相談対応やHSPの支援を軸に活動。これまでに対応した相談者数は3000名以上。YouTube「ココヨワチャンネル」やインスタグラム、ネットラジオなどのSNSでも発信を行い、合計フォロワー数は20万人を超える。著書に『もう振り回されるのはやめることにした』(SBクリエイティブ)、『まわりに気を使いすぎなあなたが自分のために生きられる本』(KADOKAWA)、『気疲れがスーッと消える 繊細な人の話し方』(明日香出版社)がある。

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