「仕事へのしがみつき」が心身の不調を加速させる チェックシートで「しがみつき度」を確認しよう
活動(仕事)へのしがみつきが無理を生む
「疲れたら休んだほうがいい」
きっと誰もがわかっていることだと思います。
2段階(プチうつ状態)にある人ならなおさら、「眠れない」「食べられない」「だるい」「頭や肩、腰が痛い」などの肉体的な症状が出ているので、「ちょっと休みたい」と、頭に浮かぶことがあるはずです。
でも、私のところにカウンセリングに来られる方々に「少し休んでみてはどうでしょうか?」とお伝えすると、ほとんどの人が「休めない!」「休めるはずがない!」と言います。
それはもう徹底抗戦の姿勢で「簡単に言わないでください! 私にはまだお金がかかる子どもが2人いるんです。家のローンも残っているし……休んで仕事がなくなったりしたら、どうなります!? 絶対に無理です!」と訴えます。これは私にとって、よくある光景です。
2段階にある人の多くは、このまま我慢していればそのうち乗り越えられる、そうすれば自信もつくし、周囲からも評価される、少なくとも弱いとは思われなくて済む。
反対に、ここで休んでしまったら、逃げ癖がつき、出世できずこの先も一生ダメなままだ……と考えがちです。
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