モスの「やや得モーニング」で再確認した"らしさ" 割引率は最大約26%、他チェーンと比較すると…

✎ 1〜 ✎ 20 ✎ 21 ✎ 22 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「モーニング野菜チーズバーガー」は、ふわふわのバンズに、レタス、トマト、オニオンスライス、チーズ、ハンバーガーパティの順でサンドされた、厚みがあるハンバーガーです。

モーニング野菜チーズバーガーの側面。厚みがありカラフル(筆者撮影)

「モーニング野菜チーズバーガー」は、マヨネーズとケチャップで味つけた、シンプルなハンバーガーで、特筆すべき個性はないのですが、だからこそ「モスバーガー」の実力がよくわかります。

食べる前から「モスバーガー」らしさが伝わるのが、この見た目の繊細さ。丁寧に具材を重ねてあり、美しい層になっています。筆者はモスに慣れ親しんでいる側の人間ですが、もしモス初体験の人が見ても、食べる前から「これは絶対おいしいやつ」と思うことでしょう。

「朝モス」でモスバーガーの実力を知る

トマトやパティの分厚さがわかる断面図。バンズもふかふかでボリューミーです(筆者撮影)

ソースはマヨネーズとケチャップ。マヨネーズはすっぱさ控えめでコクがあり、たっぷり具材のハンバーガーをまろやかにまとめてくれます。濃厚なケチャップとの相性も抜群です。

バンズは厚みがあり、中はふっくら内側には軽く焼き目をつけて香ばしく、ハンバーガーパティは柔らかくジューシー。肉の甘みも感じられるし、安い牛肉特有の臭みもありません。

こんがりと焼き目がついたハンバーグパティ(筆者撮影)

レタスは青々としてシャキシャキ、トマトは厚切りでみずみずしい。ひっそりと隠れたオニオンスライスは少量ながら風味と食感をプラスしてくれます。

ホームページに「徹底して日本人の味覚に合うようにつくられたハンバーガー」という記述があるのですが、同業他社と比較すると、素材を生かした優しい味で、それぞれにおいしい食材を使用した、組み合わせの妙を楽しめます。

次ページ大豆ミートのソイパティも選べる
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事