モスの「やや得モーニング」で再確認した"らしさ" 割引率は最大約26%、他チェーンと比較すると…

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朝モス、左がソイモーニング野菜チーズバーガー税込450円。右がモーニング野菜チーズバーガー税込430円(筆者撮影)

「朝モス」は、ハンバーガーパティを大豆でできた植物性のソイパティに変更できます。

バンズやソース類に動物性食材を使用している商品もあるそうなので、ベジタリアン向けというよりは、お肉を控えたい人やヘルシー志向な方に向けたメニューのようです。

左のソイパティのほうが厚みがあり、焼き色が薄い(筆者撮影)

通常のパティよりも食感はプリプリとしていて食べ応えがあり、単品で食べるとたしかに大豆の味がするのですが、言われなければ肉だと勘違いしそうなほどよくできていました。お肉好きにも、一度食べてみてほしい味わいです。

ファストフード店とは思えぬゆったりとした朝時間

この日私が利用した店舗は、駅から徒歩5分ほどの大通り沿いの路面店です。1階にオーダーカウンター、2階に30席ほどのイートインスペースがある小さなお店です。

平日朝9時、向かいにある「マクドナルド」は店の外まで行列が伸びていましたが、「モスバーガー」に入店した際、先客は誰もいませんでした。

ドリンクと番号札を乗せたトレイをレジカウンターで受け取り、スタッフが出来立てのバーガーを持ってきてくれるのを待ちます(筆者撮影)

その間に、老夫婦と老婦人2人組、中年女性1人が来店。

老夫婦はそれぞれにスマホを眺め、老婦人たちは会話を楽しみながら朝食をとり、女性はドリンクを片手にノートパソコンを広げていました。その後、結婚式の参列前とおぼしき60代のフォーマルウェアをまとった男女も来店。明らかに全員が長居するつもりで、「モスバーガー」を選んでいます。

ファストフードというイメージを覆す、ゆったりとした時間がそこにはありました。

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