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「医師」「司法試験」「会計士」に合格した天才の脳内 「資格はコスパ最強の自己投資」と語る河野玄斗

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予備校の映像授業にしても、1日に5〜6講座まとめて視聴していた。一度で理解できなくても完璧を求めすぎず、まずは全体像を俯瞰することが大事。枝葉の知識は直前期にいくらでも詰め込める。

──問題演習はどのくらい繰り返すのがいいのですか。

回数よりも1回で要点を仕留める意識を持ってほしい。問題を間違えたら解説を読んで理解した気にならず、「なぜ解けなかったのか?」と自問し、「この思考プロセスを踏めば確実に解ける」という確信を得てから次の問題に進むべきだ。

ツイッターでは「問題集を8周しました」などのツイートを見かけるが、問題の本質を捉えずに回数を重ねても再現性はなく、応用問題には対応できない。

──今後の活動についてはいかがでしょう。もう医師や弁護士になるつもりはないのですか。

2022年12月にオンライン予備校「河野塾ISM(イズム)」を開校した。何十もの資格試験に合格した体験から蓄積してきた、「試験に受かるためのノウハウ」を受験生に還元していきたい。

資格とは本来、人の可能性を広げてくれるもの。資格があるからといってそれに縛られると逆に可能性が狭まってしまう。医師や弁護士を選択肢として持ちながら、YouTubeや新しい事業に注力することが現時点での私の最適解。一方で公認会計士の資格を活用し、監査法人で働いている。

資格試験合格後の生涯年収を計算してほしい

──資格試験に挑んでいるビジネスパーソンたちに何かメッセージを残すとしたら。

資格試験の勉強に1000時間を費やし、合格後に年収が100万円上がったとする。40年分の生涯賃金に換算すると4000万円だ。つまり1時間の勉強で4万円の将来価値を生んだことになる。

その意味で資格は“コスパ最強”の自己投資である。資格試験に挑戦することで、ぜひ無限の可能性を切り拓いてほしい。

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