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思考力のある人が問題をすぐに解き始めないワケ よく起きる問題を解決する「4つの武器」

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  • 高松 康平 株式会社スキルベース代表取締役
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そのようなときに持つべき視点が、【業務改善担当の視点】です。業務ミスやスケジュール遅れが起きてしまった際に、問題(ミス)が起きた原因を探るための視点です。

そして、その際に必要となる武器が【なぜなぜ分析】です。その問題を起こした原因を正しく探ることができます。

全体としての動きを俯瞰するための武器

2つ目の武器「構造化」

2つ目の問題が「営業の売り上げ目標達成」です。

「昨年に比べて売り上げ実績が落ちてしまったので、なんとかしなければいけない」、もしくは「売り上げ実績は昨年に比べて伸びているが、このままいくと目標を達成できない」といった問題が、ここに含まれます。

これらは、主に営業担当者が向き合うべき問題です。ですから、そのときに持つべき視点が【営業の視点】になります。

売り上げの問題を解決するために見なければいけない範囲は、1つ目の問題よりも広くなります。自らの営業活動についてはもちろんですが、お客様のこと、競合のことも見なければいけません。そこで重要となる武器が【構造化】です。

構造化とは、問題と原因の関係性を1枚で描くことです。売り上げの問題解決に取り組もうとすると、どうしても気になる点ばかりを見てしまいがちです。「うちは営業のヒアリング力が弱い」とか、「競合が値引きをしてきた」などです。それはそれで事実かもしれませんが、問題を引き起こす原因の1つにすぎません。

「なぜ問題が起こるのか?」を把握するには、全体としての動きを俯瞰するために、物事を構造化して考える必要があります。また、お客様は1人ではありません。多くのお客様に買っていただくためにも、全体を俯瞰して考えることが重要になります。構造化して考えることで、「営業活動を好転させるために何をするか」が見えてきます。

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【事業全体について考えるときの視点と武器は】

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