
モデル、タレントのアンミカさんの人生に迫ります(写真:アンミカさんのInstagramより)
人生100年時代。キャリアも私生活も花を咲かせるのは1度だけではもったいない。四季咲きの花のように年齢と経験を重ねるごとに自分だけの花を何度でも咲かせている人々たちがいる。たとえば、この人。モデル、タレントのアンミカさん。
波瀾万丈にして右肩あがりの人生とその哲学とは? ライター 芳麗さんが解き明かす、新しい時代の人物伝。
「アンミカがいれば、面白い」という期待値
芸能人であることを差し引いたとしても、特異な存在である。
アンミカ、51歳。
パリコレモデルとして、その名を世に知られるようになり、ミドルエイジ以降はタレントとしてブレイク。現在はニュース番組からバラエティ番組、通販番組でも、唯一無二の存在感を示している。
さらには、近年は、アンミカの名言をピックアップした日めくりカレンダーも大ヒット。アイドルや俳優の人気とは一線を画す、本人のキャラクターや発する言葉が注目を集め、テレビの視聴者にとっても、また、作り手にとっても「アンミカがいれば、面白い」という期待値は、年々歳々、高まっているようにも感じられる。
「いろんな方にアンミカを面白がってもらえることは、本当に幸せなことです。50歳になってからは、ますます突き抜けて、さらに面白いことにチャレンジできそうな気がしています」
歯切れのいい関西弁と、泉のごとく溢れ出る言葉は、対面でも健在だ。
「人生七転び八起きってよく言いますけど、うちの父には、“七転び十五起きのつもりで生きていけ”と言われて育ちました。一回転んだら、両手で何か掴んでから起き上がれという意味です。実際、その通りの人生を送ってきたなと思います」
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