溢れる仕事の優先順位、締切設定の正しい決め方 効率よく仕事を終わらせる「6つのポイント」

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
➅期限のないタスクこそ先に決めてスケジュールに入れる

重要度と緊急度のマトリクスは、優先順位をつける基本的な考え方です。

A:重要度も緊急度も高いタスク

B:重要度が高いが、緊急度が低いタスク

C:重要度が低いが、緊急度が高いタスク

D:重要度も緊急度も低いタスク

『限られた時間で必ず仕事が終わるダンドリと予定の立て方』P.63

仕事はこの4つに分類されます。

限られた時間で必ず仕事が終わるダンドリと予定の立て方
『限られた時間で必ず仕事が終わるダンドリと予定の立て方』(かんき出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

皆さんははじめに重要で緊急な仕事(A)に着手し、次に重要度は低いが緊急度の高い仕事(C)に対応していると思います。そして、本来は重要なことであっても緊急でない仕事(B)は、ついつい後回しになっているのではないでしょうか。

期限のないタスクは、自分で期限を決めてスケジュールに入れなければ、いつまで経っても着手できません。まとまった時間ができたらやろう、余裕ができたらやろうでは、次の緊急な仕事に埋もれていくだけで、永遠にそのときはこないのです。

まずは(B)について考える時間や人に相談する時間を15分取るだけでも構いません。すぐに着手できる細かい粒に分解し、その1つ目をいつやるかを決めて、スケジュールに入れてしまいましょう。以上が、ダンドリの基本となる6点です。ぜひ、参考になさってください。

井出 元子 人材育成コンサルタント

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

いで もとこ / Motoko Ide

岩手大学人文社会科学部卒業後、株式会社リクルート入社。ITトレーナーとして転職、出版・印刷業界や、移動体通信業界で、人材育成を行う。2008年小宮コンサルタンツに入社、代表であり経営コンサルタントの小宮一慶の秘書を務める一方、秘書業務で培った仕事術を発信、企業研修や秘書室での講演実績多数。人材育成コンサルタントとして接遇指導、新入社員研修、女性社員向けのキャリア研修等を実施。非常勤取締役も務める。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事