「オレは話聞いてないぞ!オジサン」の処方箋

まともに相手をしていたら時間がなくなる!

「オレは話聞いてないぞ!」と反対しまくるオジサン。タイプ別の撃退法がある(写真:【IWJ】Image Works Japan / PIXTA)

今回は、地域で負のオーラを出しまくり、あらゆるプロジェクトを死に追いやる「話聞いてないオジサン」の扱い方について、お話をしたいと思います。

「話聞いてないオジサン」は2種類存在する

『地方創生大全』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

「話聞いてないオジサン」とは、何かを始めようとすると、「オレは話聞いてないぞ!」と叫ぶオジサンのことです。それを少しだけ縮めてみた呼び方です。みなさんの職場にも、結構いるのではないでしょうか。

地域でのプロジェクトでも、必ず現れるオジサンの「1種族」が「話聞いてないオジサン」です。何かを始めるときだけではありません。事業がうまくいかなくなったときにも必ず「オレは話を聞いてない」という人が出現します。

しかしながら、地域で新しい事業を立ち上げるときは、ただでさえヒト・モノ・カネが不足しがちです。初期段階で、”聞いてないオジサン”全員に個別対応なんてしていたら、事業の失敗は間違いなしです。

そのため、聞いてないオジサンを分析し傾向を把握したうえで、対策を講じておく必要があります。実は、話聞いてないオジサンといっても、大きく2つに分類することができます。また、「話聞いてない」という動機についても、かなり異なるので、対応も変える必要があります。

2つの分類とは、以下です。

(1)組織的なライン(責任のあるポジション)にいたり、利害関係者に含まれる人=責任をとりたくない人
(2)そもそも直接的に関係ない人=そのプロジェクトなどが気に入らない人

 

まず(1)の組織的なラインにいたり、実際の事業に関与する人が「オレ話聞いてない」と言い出すときは、大抵はその責任範囲から逃れたいときです。事業を立ち上げるときは、立ち上げて失敗した後の責任をとりたくない。さらに、最初は賛成していたのに事業の雲行きが怪しくなってきた後に言い出す場合には、事後的に自分たちは逃げたいという話です。

事業というものは、最初からうまくいかないものですし、最初はうまくいったとしても必ず壁にぶつかります。それを乗り越えてこそ、事業は成長していくわけで、「話聞いてない」とか言うオジサンは、そもそも自分でどうにか道を切り開こうとする人ではないということになります。

次ページ直接関係ないのに「聞いてない」と言われたら?
政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 就職四季報プラスワン
  • 見過ごされる若者の貧困
  • 新型コロナ、「新しい日常」への前進
  • iPhoneの裏技
トレンドライブラリーAD
人気の動画
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日米の躍進銘柄を総まくり<br>発掘! 未来の成長企業

米国の株式相場上昇に目を奪われがちですが、日本でも未来を牽引する成長企業は確実に育っています。本特集では「新興成長企業」や「トップの通信簿」などのランキングを掲載。GAFAMやメルカリの次の新主役を探しましょう。

東洋経済education×ICT