ビル・ゲイツが絶対に崩さない「過去のとらえ方」 1986~1999年、起業から大成功を収めた頃の生声

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頭のよさとは、新たな事実を吸収できる能力のことだ。
ある状況に新たに入って行って、何かを説明されたらすぐに「じゃあ、これはどうなんだ」と言えること。
本質を捉えた質問ができること。すぐに吸収できること。
記憶できること。
一見関係なさそうな分野でも関連づけができること。
――『Playboy』誌 1994年7月


マイクロソフトとはまったく異なる対外認識と対内認識を持っている。
自分たちは負け犬だという認識を常に抱いているんだ。
――CNN Money 1995年10月2日


私は質疑応答のセッションが好きだ。
そのやり取りを通じて、人が何に興奮し、何に憤っているか知ることができるからだ。
――Industry Week 1995年11月20日


何よりも重要なのは、さまざまな国の優秀な頭脳が一緒に働ける環境です。私たちは数学、科学、創造力、そして文化について深い知識を持つ熟練した外国人労働者がいるからこそ、世界市場向けに製品をローカライズできているのです。
――The New York Times Service/Syndicate 1995年12月20日


私は楽観主義者だ。いま、私たちは素晴らしい時代を生きていると思っている。以前は不可能だったことを可能にする機会が、これほどまでに多く存在したことはないのだから。
――『The Road Ahead』 1995年

うまくできていないことにも重点を置く

<1996〜1999年 《前進》
Microsoftが巨大企業に成長し、世界長者番付の常連として世界的認知度を高める>

競合相手とは言えないほど、私たちの分野とは全く異なる分野にいる存在であっても、彼らが何をやっているか理解したいと思います。
――The New York Times Service/Syndicate 1996年2月19日


私たちは、企業がうまくやっていることだけでなく、うまくできていないことにも重点を置いています。多くのことが完璧でないからといって、取るに足らない企業などと断じたりもしません。その企業は何か重要なことを手がけながら、その重要性に気づいていないだけかもしれない。
――The New York Times Service/Syndicate 1996年2月19日

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