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「地雷」は随処に!これがシステム開発の要所だ 各所で意思疎通が不十分だと「つくり直し」にも

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確立された工程順に開発が進むが、それぞれに注意すべき「地雷ポイント」が存在する。

スタートからゴールまでのチャート
ウォーターフォール開発のフローを例に、失敗につながる地雷ポイントを解説(写真:タカス / PIXTA)

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「7つの地雷」を把握しよう

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DXやITシステムは、開発者が好き勝手にプログラミングをして行ったりつくったりしているわけではない。確立された工程手順に沿っている。そしてその工程ごとに、失敗につながる「地雷ポイント」がある。

古くからの主流の開発手法が「ウォーターフォール開発」(下図)だ。プロジェクトを上流工程の企画から、開発、運用といった下流工程まで滝のように順番に進めていくことから名付けられた。

まず、開発プロジェクトを立案する「企画」の工程から始まる。会社の経営方針や事業戦略、現場のニーズなどに基づき、つくりたいシステムやアプリ、そこに求める機能、リリースの時期といった概要や規模感を明確にする。

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