500以上あるノーコードツールの中から、手軽に始められるサービスをピックアップ。
ここ数年でかなり広まってきたノーコード。プログラミングに必須だったソースコードを書かずとも成立する、新しいIT開発手法だ。
ノーコードの導入効果として期待できるのは、開発が楽になることばかりではない。より重要なのは、ITとは縁遠かった社員がIT導入の一連の流れを理解し、最適化に向けて実際に手を動かせるようになることだ。
社内システムを非IT系部門の社員が自らつくり、カスタマイズし、中長期的な運用管理を行う。事務職員が自分で使いやすいようにアプリケーションをアレンジし、営業職員からのタスク引き継ぎを効率化する──。こういったことを実現できれば、日常業務はもっと快適になるだろう。
最終的に自分でつくらないことになっても、ノーコードを体感して得た知見は開発を外注する際にも生かすことができる。システム構築の仕組みや勘所を把握できれば、取引先とのコミュニケーションの「解像度」が上がり、理想的な成果物に近づくだろう。
初心者向きツールを厳選
実際、ノーコードでできることは多岐にわたる。ツールは世界中に500以上あり、網羅するのは難しい。そこで今回は、ITに不慣れな人でも気軽に触ってノーコードを体感できるおすすめとして、5つのジャンルから12サービスを厳選。どれも実際に企業のノーコード研修などで人気のものだ。
まずはネイティブ・Webアプリの作成ツール。Adalo(アダロ)はグーグルプレイなどのアプリストアにリリースできる「ネイティブアプリ」をノーコードで作成できる。要素を切り貼りしながらそろえていく、パワーポイントのような易しい使用感だ。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら