大手企業から中小、地方自治体まで。「小さく始めるDX」にノーコードが貢献している。
リクシルでは、グーグルのAppSheet(アップシート)の活用を促進する全社的な取り組みを2021年10月に開始。直近2023年1月までに約5000人の社員が参画し、約2万8000個のアプリが誕生している。
ノーコードの普及を主導した岩﨑磨・デジタル部門システム開発運用統括部リーダーに、その狙いや勘所について聞いた(以下、岩崎氏談)。
まずは及び腰になりがちな経営層から
以前から常々、よりアジャイル(機敏)で起業家精神にあふれた企業になるための取り組みを各部門で行ってきた。
ただ、成長を支えてきた新規住宅着工数が将来的に頭打ちになることは確実で、大きな変革を試みなければ今後の成長はおぼつかない。
変革へのキーワードの1つがDXだが、単にデジタルを導入するだけでは意味がない。
社員一人ひとりが自分で考え自分で行動する、経営者的な視点で自らの業務を見直しスピード感を持って改善していくための手段として、デジタルを活用することが重要だ。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら