数年前まで有効だったビジネスモデルがあっという間に陳腐化してしまう。変化が速い時代に、勝ち続ける仕組みをいかに築くべきか。達人に聞いた。

遠藤 功(えんどう・いさお)/シナ・コーポレーション 代表。三菱電機、複数の外資系コンサルティング会社を経て現職。近著に『「カルチャー」を経営のど真ん中に据える』(小社刊)。(写真:撮影:今井康一)
日本企業が今直面している課題の1つが、原材料価格高騰だ。どの業界でも企業が価格転嫁による値上げを迫られている。ただ不健全なデフレからの脱却という意味では、値上げは悪い話ではない。むしろ、よいものを高く売ることは健全な姿といえる。
ただし5〜10年後を見通せば、値上げを決断した企業の中でも明暗が分かれるのではないか。つまり値上げを高収益につなげ、優秀な人材を獲得できる企業と、高収益化を果たせず、低賃金で人材流出を招く企業とである。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事