
赤浦 徹(あかうら・とおる)/インキュベイトファンド 代表パートナー。1999年VC事業を独立開業。創業期に特化した投資育成を行う。2019年から一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会会長。(写真:記者撮影)
世の中にない革新的なビジネスを生み出す──。そう野心を燃やし、斬新な「もうけの仕組み」の構築に励んでいるのがスタートアップだ。成功するスタートアップは撤退するそれと何が違うのか。ベンチャーキャピタリストとして長年スタートアップの現場を見てきた赤浦徹氏に聞いた。
──スタートアップの市場環境をどうみていますか。
国内スタートアップによる調達総額は2020年に5000億円台だったのが、21年に8000億円、22年に9000億円を超えた。スタートアップの調達金額そのものは増え続けているが、22年後半にさしかかり、金融市場の環境が悪化しており、グロース投資を狙う外国人投資家が鳴りを潜めている傾向がある。
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