もうけの仕組み|芸能プロダクション/新聞/出版/IR 芸能プロはギャラと新人レッスン料が収益源

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芸能プロダクション|メディア多様化で環境変化

芸能プロダクション「もうけの仕組み」図解

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芸能事務所は所属タレントのギャラと、新人タレントのレッスン料が収益源。コロナ禍で活動自粛を余儀なくされた。

YouTubeなど新興メディアも台頭し、対応を迫られる。

新聞|高齢化とネット化が二重の痛手

独自の取材網を持ち、新聞を刊行し、読者に届けるビジネスモデルで、購読料と広告収入が2大収益源。

コロナ禍で読者層の高齢化と広告のネットシフトによる「新聞離れ」が加速。2005年度と21年度を比べると、部数以上に広告収入の落ち込みが厳しいが、復活の道筋はまだ見えない。

出版|出版社の取り分は6割以上

取り分は出版社65〜80%、取次10%程度、書店20%強。紙の印刷物は縮小傾向。

ただ、コロナ禍では電子コミックが巣ごもり需要を謳歌。電子書籍を含めた市場規模は好転しつつある。

紙をベースにしたビジネスモデルの転換が課題だ。

IR|他事業の力でカジノに集客

IR(カジノを含む統合型リゾート)を運営。売上高の半分以上をカジノが占める。勝敗の確率は決まっており、50%前後の粗利率を稼ぎ出す。

ただ、ゲーム内容はどこのカジノもさほど変わらないため、ホテルやレストラン、ショーなどとの組み合わせが差別化の要因に。

コロナ禍で打撃を受けたが、今後は新規施設の開発で再成長に向かう。

芸能プロ、新聞、出版、IR業界の地図は、「業界地図デジタル」でご覧いただけます。
髙岡 健太 東洋経済 記者

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たかおか けんた / Kenta Takaoka

宮崎県出身。九州大学経済学部卒。在学中にドイツ・ホーエンハイム大学に留学。エンタメ業界担当を経て、現在はM&Aや金融業界担当。MMTなどマクロ経済に関心。

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二階堂 遼馬 東洋経済 記者

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にかいどう りょうま / Ryoma Nikaido

解説部記者。米国を中心にマクロの政治・経済をカバー。2008年東洋経済新報社入社。化学、外食、ネット業界担当記者と週刊東洋経済編集部を経て現職。週刊東洋経済編集部では産業特集を中心に担当。

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成相 裕幸 会社四季報センター 記者

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なりあい ひろゆき / Hiroyuki Nariai

1984年福島県いわき市生まれ。明治大学文学部卒業。地方紙営業、出版業界紙「新文化」記者、『週刊エコノミスト』編集部など経て2019年8月より現職。

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森田 宗一郎 東洋経済 記者

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もりた そういちろう / Soichiro Morita

2018年4月、東洋経済新報社入社。ITや広告・マーケティング、アニメ・出版業界を担当。過去の担当特集は「サイバーエージェント ポスト藤田時代の茨道」「マイクロソフト AI革命の深層」「CCC 平成のエンタメ王が陥った窮地」「アニメ 熱狂のカラクリ」「氾濫するPR」など。

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