プロサッカー|全クラブへの配分金制度に特徴
プロ野球では放映権料や物販を個々のチームが管理するが、プロサッカーのJリーグは、全クラブ全試合の放映権やグッズ開発などを一括管理することで強い交渉力を発揮。得られた収益は全クラブに配分金の形で還元している。
フィットネス|会員数は好転も水道光熱費が負担
フィットネスクラブは会費収入で成り立っている業種。とくにプールやスタジオも備えた大型施設は固定費負担が重く、コロナ影響による会員激減で業績は悪化した。新規入会数は戻りつつあるが、在籍会員数の回復ペースは緩やかだ。水道光熱費の高騰が重く、当面は厳しい経営環境が続く。
カタログ通販|顧客基盤の活用方法で卓越
50代以上の女性が主要顧客層。原価率は比較的低い一方で、カタログの印刷・送付費用が大きい。コロナ禍では一時的な巣ごもり需要に潤ったが、顧客高齢化とネット通販の台頭への対応が課題。最大手ベルーナは顧客基盤を生かした、チラシや販促品の受託封入、消費者金融といったデータベース活用事業を稼ぎ頭に育てている。
自転車|高付加価値部品でシマノが圧倒的
自転車の付加価値は部品が多くを占める。部品製造で世界最大手はシマノで、コロナ禍を追い風に業績拡大。エコやアウトドア志向が続けば世界市場は成長を持続しそうだ。
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