「周囲に気を配れる人」がやる気を失いにくい理由 「人気」とは多くの人の「気」が集まっている状態

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周りの人たちと仲良くつき合っていくことが、自分自身が元気に生きていくための大切なコツの一つになるのは言うまでもありません。周りの人たちとの人間関係がギクシャクすれば、自分自身の気持ちが落ち込んで、やる気もなくなってしまいます。

では、どうすれば、周りの人たちと仲良くつき合っていけるかといえば、その方法の一つに「気配り」があります。この「気配り」とは、自分が持っている「気」を周りの人たちに「配る」ということです。

もう少しわかりやすく説明すると、自分の意識を周りの人たちに向けて、人を尊重する気持ちを相手に向かって発信する、ということです。

「気を配れる人」が、やる気を失いにくい理由

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たとえば、カフェで友人とお茶を飲んでいたとします。すると、その友人が急にソワソワし始めます。腕時計にチラチラと目をやって、何か落ち着かない様子なのです。

このような相手の態度の変化に、ちゃんと気を配っていれば、「何か予定があって、そろそろ出たいと思っているのだろう」ということがわかります。そうすれば、「そろそろ行きましょうか?」と切り出すことができます。

このような相手の様子にまったく気づかない人と、気づく人と、どちらが相手に好かれるでしょう? 「気配り」とは、「相手を尊重する」ということにつながります。

そして、いつも人への気配りを忘れずに心がけている人は、周りの人たちからしたわれ、いい人間関係を育んでいけます。その結果、自分自身も元気に、やる気を高く持って生きていけるのです。

植西 聰 著述家

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東京都出身。学習院大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定資格)を取得。『「折れない心」をつくるたった1つの習慣』『平常心のコツ』など、著書多数。
 

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