「年金の確定申告をする人」がやりがちな落とし穴 年金をもらっている親がいる人も要チェック!

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配偶者の社会保険料を控除対象にできるのは、配偶者の社会保険料を自分が負担して、口座振替や現金納付で支払っているときだけです。注意しましょう。

実際に確定申告をするときのコツ

自分ですらすらできる確定申告の書き方 令和5年3月15日締切分
『自分ですらすらできる確定申告の書き方 令和5年3月15日締切分』(KADOKAWA)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

今年の確定申告は2月16日(木曜日)から3月15日(水曜日)までです。還付申告の場合は、年明け早々から申告書を受け付けています。新型コロナの感染予防のため、税務署での提出は避け、郵送やインターネット申告(e-Tax)を検討してもよいでしょう。

申告方法などについてわからないことがあった場合は、電話で質問することもできるので、利用するとよいでしょう。最寄りの税務署に電話をして音声案内にしたがって、番号「1」を選ぶと、質問受付の係につながります。

確定申告の時期になると、税務署には、税理士の無料相談窓口が設置されます。また、「確定申告書作成コーナー」では、職員のアドバイスを受けながら、その場で申告書を作成・提出することも可能です。源泉徴収票など、申告書の作成に必要な書類を持参してください。

(構成:前窪明子)

渡辺 義則 公認会計士・税理士

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わたなべ よしのり / Yoshinori Watanabe

中央大学商学部卒業。外資系監査法人、経営コンサルタント会社を経て、現在、渡辺公認会計士事務所所長。中小企業の経営・税務の指導に当たるとともに、株式公開、相続対策セミナーの講師などを担当し、幅広く活動。著書に累計90万部を突破したシリーズ『自分ですらすらできる確定申告の書き方』(KADOKAWA)がある。

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