確定申告を無視する人に襲いかかるヤバい罰則

ローン申請や引っ越しができなくなる危険も

「確定申告をサボる」とどうなってしまうのか? (写真:アオサン/PIXTA)
新型コロナの影響による失業者が8万人に迫る中、雇用の受け皿としてウーバーイーツの配達員が急増しているそうです。フリーランスに転身を図るIT系人材も増えており、今後もフリーランス人口は増加の一途をたどることが予想されます。
しかし、税金の知識がまったくないままフリーランスになると、知らず知らずのうちに税金で損をしてしいた……なんてことになりかねません。
書籍『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』の著者である税理士の大河内薫さんが、フリーランスになったら、最低限おさえておきたいお金のことについて紹介します。

会社員の場合、税金の支払いは会社がすべて担ってくれます。天引き後の手取り金額しか見ず、自分がいくら納税しているのか気にしていないという人も多いでしょう。しかし、フリーランスになったらそれは通用しません。確定申告も納税も、すべて自分でやる必要があります。

「ハードルが高い!」と感じるかもしれませんが、実は確定申告で100点をとれているフリーランスはほとんどいません。

フリーランスの所得税は「申告納税制度」といって、自分で税金を計算して申告し、納税をする仕組みです。税務調査が来たときが初めての答え合わせになります。ただし、税務調査は必ず来るわけではありません。フリーランスになった直後に来るという可能性は低く、もし来るとしても数年後です。

税務調査の際、論点となるのが「自分が支出したものがどこまで経費になるか」です。とは言え、間違っていたからといって税務署の人から怒られることはありません。満点はとれなくても大丈夫。いくつかポイントをおさえていればOKです。

まず知っておくべき「4つの税金」

個人が知っておくべき税金は、「所得税」「住民税」「事業税」「消費税」の4つ。

「所得税」は、1年間稼いだ所得に対してかかる税金で、国に納めます。所得額によって、税率は5〜45%と変動します。

「住民税」は、自分が住んでいる都道府県と市区町村に払う税金です。所得に対して税率は一律原則10%と決まっています。確定申告をすると、市区町村に所得の情報がいき、その額をもとに住民税が決まって毎年6月に通知が来ます。

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