今シーズン最強の寒気襲来、太平洋側でも大雪に 全国的に厳しい寒さ、水道管凍結による断水に注意
そして、今も海面水温は平年より高いです。
1月22日の日本海の海面水温は広い範囲で平年より1℃以上高く、2℃以上や3℃以上高いところもあります。東シナ海の海面水温も平年より1℃以上高いところが多く、雪雲が発達しやすい状況といえるでしょう。
地球温暖化が進むと、1シーズンに降る雪の量は減少する見通しです。スキー場がオープンできなくなったり、今と同じようには雪どけ水を農業用水として使うことができなくなったりしそうです。
一方で、前述の理由や気温が高くなることによって大気中に雲のもととなる水蒸気が増えることで、北陸などでは短時間で大雪になる頻度が増えると予測されています。
雪害を防ぐという点でも、地球温暖化に向き合い、ひとりひとりが行動することが大切になってくるでしょう。
また、寒気の影響で全国的に厳しい寒さが予想されます。
水道管の中の水が凍結して断水したり、水道管が破損したりする目安の気温は-4℃です。ただ、風が強いところでは-1℃や-2℃でも凍結する可能性があります。日当たりが悪いところも凍結しやすいです。
水道管が凍結してしまったら?
対策として、水道管の外気に触れる部分をタオルや保温材などで覆っておくといいでしょう。
もし凍結してしまったら、直接熱湯をかけると破損の原因になるので、ぬるま湯をゆっくりかけるようにするのがポイントです。
前述した2016年1月の寒気襲来のときは、九州と山口県で水道管の凍結による断水が相次ぎ、少なくとも約12万世帯に影響がありました。
今回も、普段は水道管の凍結が起こらないようなところでも凍結のおそれがあるので、確認と対策をしておいたほうがよさそうです。
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