今シーズン最強の寒気襲来、太平洋側でも大雪に 全国的に厳しい寒さ、水道管凍結による断水に注意
昨年12月23日は強い寒気の影響で西日本太平洋側でも雪が強まり、高知市で積雪14センチを観測しました。1912年に観測を開始してから歴代1位の記録です。雪景色の高知城はとても印象的でした。
山形県と石川県には、短時間の大雪によって重大な災害が高まっていることに対する警戒を呼びかける「顕著な大雪に関する気象情報」が発表されました。
1月24日から25日にかけては、このときより強い、今シーズン最強の寒気が襲来する予想です。「10年に1度」と呼ばれるレベルで、1月23日に気象庁と国土交通省は大雪や暴風雪などに警戒するとともに、不要不急の外出を控えるように異例の呼びかけを行いました。
過去を振り返っても、記録的に強い寒気となる可能性があります。
寒気の影響、事前にできる対策などを解説します。
強い冬型の気圧配置で寒気襲来
強い寒気が流れ込むのは、冬型の気圧配置が強まるためです。
1月24日から25日にかけて、低気圧が日本の東に進み、大陸の高気圧が張り出す見込みです。
日本付近は、西に高気圧があり東に低気圧がある、西高東低、冬型の気圧配置となります。
等圧線(白い線)の間隔が狭く、強い冬型の気圧配置です。
このため全国的に北よりの風が強く吹き、強い寒気が流れ込みます。
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