純白だけど注意!「雪」は食べない方がいい理由

きれいに見えて、実はチリだらけ

ふかふかに積もった新雪はかき氷のようで思わず食べたくなるが…(写真:sweetfish/PIXTA)

立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。この週末は北海道に極めて強い寒波が襲来。今年は珍しくほとんど雪が降らなかった東京にも雪の予報が出て、積雪の可能性があるので、交通機関への影響が心配です。

さて、ふかふかに積もった新雪は、真っ白でとてもきれい。まるでかき氷のようです。その美しさにつられて、「食べてみたい!」と思うこともあるかもしれません。しかし、残念ながら雪を食べるのはおすすめできません。私自身、実際に食べてみたことがあるのですが、なんだか砂っぽい味がして、「マズイ……」と非常に後悔しました。

雪の中には不純物が入っている

そう。雪はきれいに見えるのに、実は汚いんです。そういえば、車に雪が積もり、その雪が溶けた後は、車体はドロドロに汚れてしまいます。すぐに洗車に行かないとまずいレベルですよね。

この汚れこそ雪の砂っぽい味の正体です。つまり、雪には不純物が含まれているのです。この不純物は、空気中を漂う「エアロゾル」と呼ばれるものです。エアロゾルは、砂ぼこりや波しぶき、工場から排出される粒子などの総称です。

なぜ、雪にはエアロゾルが含まれているのでしょうか。これを説明するためには、雪がどのようにしてできるのかを説明しなければいけません。

雪は、雲の中でできます。そして、雲は、小さい水の粒でできています。あの白いモコモコの正体は、気体の「水蒸気」ではありません。水蒸気は目に見えないからです。それでは何なのかというと、液体の「水」や固体の「氷」の粒なのです。

雲は上昇気流などによって発生します。地表付近の空気が上昇すると、その空気の塊の温度が低くなります。気温が下がると、空気中に含むことのできる水蒸気の量は少なくなります。すると、水蒸気が水や氷に変化して、雲ができるのです。

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