今シーズン最強の寒気襲来、太平洋側でも大雪に 全国的に厳しい寒さ、水道管凍結による断水に注意
今シーズン最強の寒気
日本にどれくらいの寒気が南下するのか、上空1500メートル付近の気温の予想で解説します。
奄美大島付近まで南下する見込みの-6℃以下は、平地で雪が降る目安です。
そして、大雪の目安となる-12℃以下が北海道から九州の広い範囲を覆い、さらに強い-15℃以下の寒気が西日本の一部に流れ込む予想となっています。
過去の類似例として、2016年1月の寒気が挙げられます。このときは、九州など西日本の平野部でも大雪になりました。
北日本や北陸の近くには低気圧に伴う発達した雲があり、黄海や東シナ海には寒気に伴う筋状の雲が見られます。離岸距離(筋雲と大陸との距離)が短く、寒気の吹き出しが強いことを示しています。
長崎市では統計がある1906年以降で1位となる積雪17センチを観測、鹿児島市では積雪14センチでした。
今回の強い寒気によって、広い範囲で大雪になりそうです。
1月24日から25日にかけて、日本海側だけでなく、東日本や西日本の太平洋側も警報級の大雪のおそれがあります。
普段はあまり雪が多く降らない地域でも雪が強まり、太平洋側の平地でも積雪となるところがあるでしょう。
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