「爪がボロボロ、抜け毛」ありがちだが危ない症状 もしかしたら「鉄欠乏」かも、チェック方法は?

✎ 1 ✎ 2
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
『マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ』© 奥平 智之/主婦の友社

ココロの元気の大黒柱!

『マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ』© 奥平 智之/主婦の友社

■たんぱく質:4つ以上は黄色信号、6つ以上は赤信号!不足かもしれません!

たんぱく質は、筋肉や骨を作るだけではなく、酵素もホルモンもコレステロールも、全部たんぱく質でできています。

ですから、たんぱく質が不足すると消化酵素(※)も不足して消化吸収能力が落ち、ココロに必要な栄養素をとり込めません。コレステロールが不足するとうつ状態が出たり、衝動的になったりします。

ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質も、たんぱく質。筋肉量が低下すると、糖新生力が落ちるので、血糖調節障害も起きやすくなり、精神症状に影響が出ます。体とココロの土台部分は、たんぱく質でできているのです。

これらのたんぱく質は、ビタミンB群の力を借りてつねにいまあるものが分解され、新しいたんぱく質に変わっています。だから、たんぱく質はつねにしっかり食べて補給することが必要。ストレスがあると「壊す」が優位になるので、なおさらたんぱく質は多めにとりましょう。

(※)メンタル不調で初診の場合、消化酵素が十分に出ていない人が少なくない。サプリを使うときは、プロテインより、消化吸収に負担のないアミノ酸サプリがおすすめ。未消化のたんぱく質は、炎症の原因に。
次ページマグネシウムは足りている?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事