「朝からダルくイライラする」人がやりがちNG習慣 血液検査は異常ナシなのに…32歳女性の悩み

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「もしかして、うつかも?」と感じているA子さんのお悩みに奥平先生がお答えします/『マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ』マンガ いしいまき/主婦の友社
マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ
『最新版 マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ』(主婦の友社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

朝、気持ちよく目覚めたことがない。なんとなくダルい。ささいなことで傷ついて泣きそうになる。イライラが抑えられない。仕事や家事に集中できない――などココロの不調を抱えていませんか?

ココロを救う方法は心療内科や精神科、漢方薬、カウンセリング、生活環境の見直しなどたくさんありますが、精神科医の奥平智之先生は、「食事を見直しましょう。どんなにすぐれた治療法でも、食事という”体を支える土台”がグラグラだと、なかなか改善できません」と言います。

本稿では、『最新版 マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ』より抜粋のうえ、朝からとにかくダルく、気分が晴れないけれど、血液検査では異常はナシ。「もしかして、うつかも?」と感じているA子さんのお悩みに奥平先生がお答えします。

この記事の漫画を読む(16ページ)
奥平 智之 日本栄養精神医学研究会 会長、医療法人山口病院 副院長

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おくだいら ともゆき / Tomoyuki Okudaira

精神科専門医、漢方専門医、認知症専門医。「メンタルヘルスは食事から」をモットーに、食事や栄養療法、漢方治療を重視した精神科治療を実践している。「隠れた栄養の問題」で健康を損なっている人が多いため、栄養の問題が原因のメンタル不調を「栄養型うつ」と命名し注意喚起をしている。中でも、貧血がないために見逃されている隠れ鉄欠乏の女性が多いことから、鉄欠乏の女性を「鉄欠乏女子(テケジョ)」と命名し啓発活動を行っている。日本大学、東京女子医科大学、埼玉医科大学の東洋医学科(漢方)外来、新宿溝口クリニック栄養療法外来も担当。全国での講演や学会、著書などを通じ、「栄養精神医学」の大切さを啓蒙している。

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