スマホで味わえない「立体文字」は絵の最高の練習 世界で話題「キスラー式」の真骨頂!驚く簡単さ

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まずは、わかりやすい文字から始めてみましょう。ここでは「HI」という短い2文字の単語で紹介していきます。

【1】「二点透視図法」で描きはじめる

まず、「二点透視図法」の基本の形をつくります。「二点透視図法」とは、絵の中のすべての線が、水平線上に並ぶ2個の「消失点」に集約されるように描く方法です。

紙全体に「水平線」を軽く引いたら、その両端に「消失点」という点を打ち、レタリングの「文字になる部分」に「垂直線」を引きます。

水平線に垂直に基準線を描き、アイレベル(視線の高さ)の上下に対象物を描いていくと、立体的に描くことができる(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

その後、レタリングになる部分の上下に「消失点」から「基準線」を軽く引きます。

「文字の面」は「垂直線」の確認が重要

次に、「文字の面」になる部分を決めます。手前の文字は大きくなるようにするのがポイントです。

近くにあるように見せたい文字は、「消失点」から引かれた「基準線」に従うと、自動的に大きく描くことになります。このことは、3文字以上の長い文字を描くときに、さらに重要になります。

左端の「消失点」から「基準線」を丁寧に追って「H」の面の形をとります。このときは、はじめに引いた「垂直線」が大切です。

「消失点」と中央の「垂直線」を確認しながら、「H」の形を正確にとっていきましょう。

文字の「面」の描き方は、紙の左端の「消失点」と中央の「垂直線」を確認しながら文字の形をとっていくのが重要(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

「H」が描けたら、続いて「I」の形をとります。これで、「面」の部分は完成です。

次ページより「立体的」に見せるには?
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