スマホで味わえない「立体文字」は絵の最高の練習 世界で話題「キスラー式」の真骨頂!驚く簡単さ

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文字の「面」を描いたら、次はその文字に「厚み」と「陰影」をつけていきましょう

【2】文字に「厚み」と「陰影」をつける

まずは「厚み」をつけていきましょう。「右側の消失点」と結ぶ「基準線」を軽く引きます。

次に、「Ⅰ」の厚みを決めるため、上下の角に「基準点」を打ちます。そして、この「基準点」から「垂直方向の厚み」「消失点に向かう厚み」を描いていきます。

最後に、「垂直線」を引いて「I」の軸となる部分を描き、厚みを描き上げます

文字の「厚み」は、「基準線」の上下の角に「基準点」を打ったら、「基準点」から「垂直方向」と「消失点に向かって」描いていく(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

「I」を描いたら、「H」も同様に描いていきましょう。「H」の角も「I」と同じようにすべて「右側の消失点」と慎重に合わせて描いていきます

「影」と「陰影」をつけることで、さらに「立体感」が増す

「厚み」が描けたら「影」と「陰影」をつけていきます。「影」と「陰影」をつけることで、さらに「立体感」が増します

まず、「光源」を文字の右上に設定します。「永遠に下手な『絵が全然、描けない人』3大共通NG」でも紹介したように「光源」というのは、「太陽や照明など光のもとになるもの」のことです。

「影」や「陰影」をつけるときは、「光がどの方向からきているか」を確認することが、とても重要になります。

ここでは、「光源」を右上に設定したので、「光源」と反対側の文字の「面」部分に「陰影」をつけます。そして、文字の下の地面に接する左側に「影」をつけます。

「光源」を右上に設定したら、文字の「面」部分に「陰影」をつけ、「影」は文字の下の地面に接する左側につける。最後は不要になった「基準線」や「消失点」を消す(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

最後は、不要になった「基準線」や「消失点」を消しましょう。これで立体的な文字の完成です。

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