文字の「面」を描いたら、次はその文字に「厚み」と「陰影」をつけていきましょう。
まずは「厚み」をつけていきましょう。「右側の消失点」と結ぶ「基準線」を軽く引きます。
次に、「Ⅰ」の厚みを決めるため、上下の角に「基準点」を打ちます。そして、この「基準点」から「垂直方向の厚み」と「消失点に向かう厚み」を描いていきます。
最後に、「垂直線」を引いて「I」の軸となる部分を描き、厚みを描き上げます。
「I」を描いたら、「H」も同様に描いていきましょう。「H」の角も「I」と同じようにすべて「右側の消失点」と慎重に合わせて描いていきます。
「影」と「陰影」をつけることで、さらに「立体感」が増す
「厚み」が描けたら「影」と「陰影」をつけていきます。「影」と「陰影」をつけることで、さらに「立体感」が増します。
まず、「光源」を文字の右上に設定します。「永遠に下手な『絵が全然、描けない人』3大共通NG」でも紹介したように「光源」というのは、「太陽や照明など光のもとになるもの」のことです。
「影」や「陰影」をつけるときは、「光がどの方向からきているか」を確認することが、とても重要になります。
ここでは、「光源」を右上に設定したので、「光源」と反対側の文字の「面」部分に「陰影」をつけます。そして、文字の下の地面に接する左側に「影」をつけます。
最後は、不要になった「基準線」や「消失点」を消しましょう。これで立体的な文字の完成です。
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