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52歳転職で「4社内定」年収増も果たした人のリアル “最終面接落ち"を克服し1年弱で新天地へ

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2021年12月27日、仕事納めの日。森田さんは転職サイト3つに登録した。自分に何ができて何ができないか3週間ほどかけてスキルの棚卸しをした後、2022年1月下旬から本格的に転職活動をスタートした。

(撮影:佐々木仁)

「広報という職種にはこだわるが業界は問わない」と決め、報酬は今より1~2割アップを条件にした。広報として企業ブランディングの実績があることを売りに、ベンチャーから上場会社まで70社ほどエントリーし、スカウトも受けた。

森田さんは、決算などを説明するIR広報の経験はない。「自分のできること、できないことを明確にしておいたので、IRに関連するスカウトが来ても迷わず対応できた」という。

環境関連会社など4社の最終面接まで進んだが、採用には至らなかった。年齢で競り負けたと感じた会社、役員陣と考え方が一致しない会社など、理由はさまざまだったという。

「思っていたよりスムーズに最終まで進み、面接での感触も悪くなかっただけにショックでした。そう簡単なものではなかった」(森田さん)。仕切り直し、敗因の分析に取り掛かった。

なぜ最終面接で落ちてしまうのかを研究、そして…

「書類と1次面接は通るけれど、最終で通らない何かがある」と気付いた森田さん。3月から1カ月半、最終面接のコツをまとめたサイトや動画を徹底的に見た。転職エージェントにも面談の様子を伝え「ダメなところがないか言ってほしい」と頼んだ。

自分の弱点を分析する中で、森田さんはあることに気付く。「私は割と淡々と話すタイプです。面接官には落ち着いた印象に映ると考えていましたが、逆に暗い印象を与えていると気付いたんです」

コロナ禍で増えたオンライン面接は、対面より相手の反応が読み取りにくい。森田さんは声をワントーン上げ、身振り手振りをオーバーに、うなずきもこれまでの倍ぐらい大きくした。

「広報という仕事柄、オーバーアクションは得意なんです。メディアの人は忙しいから最初の3分で面白くないと思ったら聞いてくれないので。面接でも仕事の顔を出してもいいんだと思うと気が楽になりました」(森田さん)

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