今年をいい年にしたい人に伝えたい「3つの心得」 3800人看取った医師が考える自分らしい生き方
新年を迎えると、1年の目標を立てる人も多いでしょう。でも、もし本当にこの1年しか人生が残されていないとしたら? ホスピス医として、人生の最終段階の医療に携わる小澤竹俊さんの著書『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』より一部抜粋、再編集のうえ、生き方を見つめ直し、後悔のない人生を送るための考え方をご紹介します。
よりよい1年を過ごすための3つの提案
去年1年に後悔したことが多い方は今年こそはよい1年になるように、去年が満足いくものだったら今年はさらによい1年になるように願うでしょう。
これからの1年を、満足のいくよい年にするために私から3つの提案があります。
1.人生に「締め切り」を設けてみる
2.やりたいことがなくても焦らない
3.自分のための1年を過ごす
2.やりたいことがなくても焦らない
3.自分のための1年を過ごす
まず、「人生に『締め切り』を設けてみる」ですが、これは「もし、あと1年で人生が終わるとしたら?」と考えるということです。そのとき、あなたは、何をしたいですか?
旅行に行きたいですか? 家族と楽しいときを過ごしたいですか? もっと仕事をしたいですか? 趣味に時間を使いたいですか? おいしいものが食べたいですか? ほしかったものを買うでしょうか?
まだまだやりたいことがたくさんあるという方が、ほとんどでしょう。
なぜこのような問いかけをしたかというと、人生に締め切りを設けることで、何がやりたいか、何が今の自分にとって大切かが明確になるからです。
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