指示よりも大切な「聴く」行為
リーダーがメンバーのために、定期的に時間を割く――。
これが一番大事なことかもしれない。
1on1ミーティングは、「メンバーのための時間」である。つまり、メンバーが話したいことをテーマにするし、メンバーを理解するための時間であるし、メンバーのサポートをする時間である。決して「リーダーのための時間」ではないのだ。
だから、リーダーが自分が聞きたいことを聞く時間ではなければ、ましてや自分が気にかかっている案件について、メンバーに進捗を「詰める」時間でもない。ここをしっかり押さえておこう。あなたがやっている1on1ミーティングは、メンバーのための時間になっているだろうか?
最初は、リーダーもメンバーも手探りの状態から1on1を定着させることになると思うので、リーダーが「1on1やりましょう」と言ってメンバーを誘い出すところから始めるかもしれない。
しかし、互いに1on1の意義が認識できるようになっていったら、メンバー側から自発的に「1on1お願いします!」とマネジャーを誘い出すようになるとよい。
なぜなら、メンバーのための時間なのだから。
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