大人の学び「三日坊主の人、続く人」決定的な4大差 「テーマの選択」「情報収集」…あなたは大丈夫?
そろそろ年末。「来年こそはこれを学ぼう」と決意する人も多いのではないだろうか。しかし、その決意が1年後まで続いていると自信をもって言える人は少ないはずだ。
日々のあれこれにくじけることなく学び続けられる人は、何が違うのか。
『自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング』の著書があるジャパン・リスキリング・イニシアチブ 代表理事の後藤宗明氏と、2浪・偏差値35から東京大学に入り、著書『「学ぶ力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大独学』を上梓した西岡壱誠氏が対談した。その後編をお届けする。
1:「情報を取る仕組み」を自動化する
西岡:後藤さんの『自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング』、とても勉強になりました。ただ学び直す「アップスキル」ではなく、「リスキリング」では自分が知らない新しいものに触れてアップデートすることが必要なんですね。
前回の記事ではリスキリングを始める動機の部分についてお話ししましたが、実際に始めた後、どんなことが壁になるでしょう。
後藤:リスキリングには、情報の偏在化という問題があります。
デジタルが好きな人は、同じようにデジタルが好きな人や、新しいものが好きな人たちのコミュニティにいて、そこにいるだけで勝手に情報がアップデートされていきます。
一方、デジタルの「デ」の字もない会社で、いくら僕が熱心にリスキリングの研修をしても伝わりません。「頭では理解できるけど、ウチにはいらん」となるわけですね。
僕は、リスキリングをしていくためには、情報を取る方法を変えなければならないと考えています。
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