1つめの秘訣は「『立体的な絵』は『二点透視図法』で描く」ということです。
「二点透視図法」とは、絵の中のすべての線が、
この方法を使えば、絵は水平線の中心部分が大きく、左右に向かって徐々に小さくなっていきます。
そして、絵の上半分をアイレベルの上に、下半分をアイレベルの下になるように描くことで、絵がさらに立体的に見えるようになります。
また、「二点透視図法」を使えば、「永遠に下手な『絵が全然、描けない人』3大共通NG」で「立体的に描けない」ことを解消する方法として紹介した「配置」「大きさ(サイズ)」「短縮法」についても、効果的に描くことができます。
「配置」も「大きさ」も効果的に描ける
たとえば、箱を積み重ねたようなタワーを描こうとします。
「配置」については、タワーのいちばん下の部分が、画面上でいちばん手前にあることで、近くに見えるようになります。
「大きさ(サイズ)」は、タワーのいちばん大きな部分が画面の中心になり、左右に向かって徐々に小さくなっていきます。
「短縮法」も使われています。タワー下部の土台になるところが、奥行きを縮めた四角形になっています。奥行きを縮めた形にすると、縮めていないほうは近くに見えるようになります。
このように「二点透視図法」を使うことで、とても効果的に「立体的な絵」が描けるようになるのです。
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