「消失点装置」の材料は、いずれも簡単に準備できるものです。私もお気に入りの方法です。
「消失点装置」のつくり方は、以下のとおりです。
・段ボール(30×45cmを目安に)
・紙
・セロハンテープ
・押しピン
・ゴムひも
①段ボールの中央に紙を置き、セロハンテープで固定します
②中央に水平線を描きます(紙の上だけでなく、段ボールまで左右はみ出すように描きます)
③水平線の両端に「消失点」を打ち、「消失点」に押しピンを刺します
④ゴムひもを輪ゴムのようにつなぎ、左右の押しピンにかけます
これで、自由に動かせる、「消失点」とつながった「基準線」ができる「消失点装置」の完成です。
押しピンにかけたゴムひもを上と下に伸ばして「基準線」を決めれば、「二点透視図法」における「基準線」の「正しい角度」が決まり、正確に「立体的な建物」を描くことができるのです。
「二点透視図法」は、誰でも簡単に描ける!
「二点透視図法」などと専門的な言葉が出てきて、つい尻込みしてしまいそうですが、身近なもので簡単に、しかも正確に描けることがわかると、とても身近になって絵を描くことが楽しくなりますよね。
絵を描くのは「本当に楽しいこと」です。そしてちょっと絵が描ければ「本当に便利なもの」です。
「キスラー式」を使って絵の描き方を学べば、絵を描くことが、もっと楽しめるようになるはずです。
ぜひ「キスラー式」を知ることで、「絵を描く楽しさ」をたくさんの人に実感していただきたいです。
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