見城徹×藤田晋「仕事と人生に効く」熱狂対談 圧倒的努力を積み重ねろ、おごり高ぶるな!
「この人、浦島太郎だなと思いました」
見城:755は藤田と堀江(貴文)に頼まれて始めたんだよね。初めは「なにそれ?」という感じだったけど、今は朝起きると必ず書き込みを見ちゃうし、コメントを返すのに毎日3時間ぐらいかけてるんだよ(笑)。
藤田:755は偶然の産物で、出所したばかりの堀江さんが、「まだLINEに対抗できる」と言い始めたんです。その時は、この人、浦島太郎だなと思いました(笑)。僕らも含めて各社が挑戦しましたが、もう勝負あったと思っていたんですよ。それでも「大丈夫だ」と言うので、それなら「半々で資金を出して、とりあえず会社を作ろうよ」というところからスタートしました。
見城:藤田とも長い付き合いだけど、堀江はまだ彼がそんなに有名になる前に、うちの会社を訪ねてきたことがあるんだよ。俺は会わなかった。だけど話を聞いてみると、長髪の青年で堀江っていうのが訪ねて来て幻冬舎の株が欲しいと言っていると。
藤田:いきなりですか?
見城:いきなり。その時はお引き取り頂いたんだけどね(笑)。でも、近鉄バッファローズの買収で名を挙げてからまた訪ねて来た。俺はミーハーだから今度は会ってみたんです。そしたら、株が欲しいということは一緒に仕事をしたいということだとか、熱く俺と幻冬舎への想いを語ってくれて、そこまで言ってくれるんだって嬉しかったんだよね。それで、うちの子会社とライブドアパブリッシングを作ったんだ。
ただ、それを発表しようとした3日前に、ニッポン放送、フジテレビの買収の話が出た。俺はフジテレビとの付き合いをすごく大切にしているから、そういうことは先に言ってくれないと困るよ、と思ったんだけどね。
藤田:堀江さんらしいと言えば、堀江さんらしいですね。
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