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大変革期を迎える「認知症研究」の最前線 治療法から生活支援まで急速に研究が進む

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アルツハイマー型認知症の原因の一つとされるアミロイドベータを減少させる薬、「レカネマブ」が登場するなど、認知症研究が大きな変革期を迎えている。治療法だけでなくICTを活用した見守りケアなど多様な分野で研究が進む。

脳と治療薬研究のイメージ写真
(写真:metamorworks / PIXTA)

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認知症研究が今、変革期にある。進展が大きいのはアルツハイマー型認知症(AD)だ。

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週刊東洋経済 2022年12月3日号(11月28日発売)は「認知症 全対策」を特集。介護から予防、費用、相続まで認知症のあらゆる対策を網羅する。

大阪大学大学院医学系研究科の池田学教授によると、「ADは、神経変性疾患の一種で、治療が難しい神経難病だ。根本的な治療方法はなかったが、急速に研究が進んでいる」という。

新薬開発が進むが、光を当てて脳内の「アミロイドβ(Aβ)」というタンパク質を取り除く「光認知症療法」にも注目が集まる。

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