特別養護老人施設、介護老人保健ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、介護施設と一口にいっても様々な種類がある。なかには、不当な囲い込みを行う悪徳施設もあり、注意が必要だ。費用や特徴を踏まえ、どのような施設を選ぶべきか解説する。
なぜ、あんなひどいことを言ってしまったのか──。
都内に住む永島陽子さん(58・仮名)は、ため息をつく。同居する母親から何度も同じことを聞かれ、大声で怒鳴ってしまったからだ。「認知症による物忘れだとわかっていても、仕事で疲れているとついキツい言葉で当たってしまう」と、自責の念を募らせる。
週刊東洋経済 2022年12月3日号(11月28日発売)は「認知症 全対策」を特集。介護から予防、費用、相続まで認知症のあらゆる対策を網羅する。
認知症の介護は体力だけでなく、精神的な負担も大きくなりやすい。まじめな人ほど「まだまだ自分でできる」と思いがちだ。
しかし、無理をすると共倒れになりかねない。疲れを感じたらショートステイの利用や施設入居を検討するのが望ましい。では、実際にどのような施設があるのか見ていこう。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら