永遠に下手な「絵が全然、描けない人」3大共通NG 世界中で話題「キスラー式」なら誰でも描ける!

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最後は、「『奥行きのある絵』が描けない」ということです。

【3】「奥行きのある絵」が描けない

「ボールを描いても球体に見えない」「建物を描いてもなんだか平べったい」というように、対象物そのものに「奥行き」が出ないということも、絵が苦手な理由にあげられやすいものです。

「奥行き」が出ない原因には、対象物に「陰影」がなかったり、対象物の「影」がしっかり描けていなかったりすることがよくあります。

このようなときは、自分で「光源」を決めると、描きやすくなります「光源」というのは、太陽や照明など光のもとになるもののことで、「光がどの方向からきているか」を確認することが大切になります。

たとえば、対象物の右上の方向に「光源」があれば、「影」は左下にできます対象物の右側を明るく、左側を少し暗くして、対象物自体が「絵の中の地面」につくる「影」もつけることができるのです。

(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

このように、対象物に「陰影」をつけ、対象物の「影」をつければ、簡単に「奥行きのある絵」を描くこともできるのです。

これは「四角いもの」だけでなく「丸みのあるもの」でも同じです。

(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

人間の腕など「筒状のもの」を描くときには、「並行曲線(狭い間隔で均等に配した曲線)」を描き入れることによって、丸みがあり、「奥行きのある絵」が描けるのです。

「キスラー式」なら「絵の苦手意識」が克服できる!

「自分は絵が上達しない」と思い込んでしまうと、なかなか鉛筆を手にとろうと思わなくなってしまいますよね。多くの人は尻込みしてしまいます。

しかし、それは「誤った思い込み」で、今回紹介した「絵が上達しない人の3つの共通点」は、逆に言うと「絵が上達するための秘訣」でもあるのです。そして、「キスラー式」なら、それを簡単に身につけることができます。

「キスラー式」を使って絵の描き方を学べば、確かな自信の基礎が築けるのです。そうすると、みなさんは、創作表現として絵を描くことを楽しめるようになるはずです。

ぜひ、この機会に「キスラー式」の絵の描き方を覚えてください。「絵が描けない」自分を克服することができ、「自分にも上手な絵が描ける!」という「新たな自信」がわいてくることでしょう。

マーク・キスラー 画家、アーティスト、絵画講師

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Mark Kistler

画家、アーティスト。世界で最も人気のある著名な絵画講師のひとり。アメリカの大人気番組『マーク・キスラーのイマジネーション・ステーション』の司会を長年務め、優れたテレビ番組、テレビ業界の功績に与えられる、最も権威ある文化賞のひとつ「エミー賞」を受賞。15歳のときに、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』に触発され、「子どもたちに絵を教えること」をライフワークとしてスタート。現在も毎年、全米各地の学校を訪れ、数万人の大人や子どもに向けて「3Dの絵を描く」教室や、家族向けワークショップを開催している。著作は、ドイツ、ロシア、中国、韓国、ポーランド、ウクライナなど世界中で翻訳され、累計100万部を超える。

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