永遠に下手な「絵が全然、描けない人」3大共通NG 世界中で話題「キスラー式」なら誰でも描ける!

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2つめは「『遠近感のある絵』が描けない」ということです。

【2】「遠近感のある絵」が描けない

「遠くにあるはずのものが、描くとなぜか近くに見えてしまう……」。絵が苦手な人は「立体的に描けない」と同様に、「『遠近感のある絵』が描けない」ことを理由としている人も少なくありません。

「遠近感のある絵」が描けないのは、「オーバーラップ(ものの重なり)」が、うまく描けていないことが理由のひとつにあります。

「オーバーラップ」は、ものが重なったように描くことで、ほかの対象物の前、あるいはその対象物の一部が見えないように何かを描くと、それが手前にあるように見えるほかの対象物の後ろに描くと遠くに見えるという方法です。

たとえば、手前の円柱の後ろに、重なるように2つの円柱を描きます。そうすると、手前の円柱と他の2つの円柱の間に「遠近感」が生まれます。

(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

「水平線」と「密度」で、より「遠近感」が出る

このほかに「水平線」「密度」をうまく取り入れることで、簡単に「遠近感」を作り出すこともできます

「水平線」は、水平に線を引くことで、絵の中の対象物が遠くや近くに見える方法です。

たとえば、球体の列の上に、水平線を1本入れてみましょうたった1本線を入れただけですが、球体の絵に「遠近感」がプラスされます

(出所:『たった30日で「プロ級の絵」が楽しみながら描けるようになる本』)

また、対象物を明るく描き、細かいところを描き込まないことで、遠くにあるように見えるという、絵の「密度」を変えて描くという方法も効果的です。

いずれも「キスラー式」を覚えることで、簡単に「遠近感」を克服することができます。

次ページでは、最後「3つめの共通NG」は?
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