飲み会でバレる「仕事も人生も超ヤバい人」の3NG 「それは、もはや犯罪です…」あなたは大丈夫?

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【1】「仕事の飲み会」であることを秒速で忘却する【社内飲み会編】

まず飲み会で真っ先に「二流の暗闇」に転落するのは、「社内の飲み会は、メンバーの親睦を深めたり、社員をねぎらったりするためにある」ことを、ビール1杯目から秒速で忘れ去る人たちだ。

誰も聞きたくない部長の訓示に始まり、関心がないだけに何度も聞かれる「今どこ住んでるの?(何回も言ってるやん!)」「週末は何やってるの?(先週、公園巡りやて言うたやろ!)」「奥さんとは仲良くやってる?(離婚調停中や!)」「子どもは元気?(親権をとられて半年間会えへんのや!)」などと、念のため私の話ではないのだが、「気に障る不快な話」を上司から振られるものなのだ。

ほかにも、パワハラまがいの説教や、セクハラまがいの話をする人も日本の飲み会ではいまだに多いのは、世界の潮流に取り残された「残念オジサン飲み会」の深すぎる暗闇だと断じて、差し支えなかろう。

ちなみに女性社員が当然のように「お酌」をしたり、食べ物を取り分けたりするのも、世界標準で見れば、違和感300%なのである。

日本の飲み会は「上司への緊張感」が満点

なお日本の社内飲みが抱える大問題は「残念上司」だけではない

このコラムを書いている時に、某大手米系投資銀行の某プロダクトのアジア・パシフィックヘッドを務める某国人(この業界は広報チェックが厳しいので、某✕3段階でボカすことをお許しいただきたい)と話していて興味深かったことがある。

彼曰く、グローバルファームなのに、日本だけ「独特の封建主義のカルチャー」が残っているというのだ。

社内飲みでも、上司には自分が「将軍」のような態度をとる人がいる一方で、一言もモノ申さず意見せず、ただ話を聞いている人も部下の中には少なくないなど、「江戸時代の封建社会」が再現されているというのである。

確かに、相手が社長だろうと株主だろうと「ファーストネーム」でフランクに接する欧米企業と異なり、日本を含め東アジア諸国では、飲み会の場でも、会社の上司に対して「高い緊張感」が存在する。

しかし、親睦を深める飲み会でも、オフィスの会議室同様の振る舞いしかできないようでは、オフィス内でホットコーヒーの飲み会を開くのと、大差なしと言わざるを得ないのである。

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